CHALK de TALK

「毎日通っても飽きない本場ナポリの味」Chalk de Walk @ TRATTORIA E PIZZERIA AMICI

街で噂のお店を訪問し、対談しながらチョークアートを楽しむ「Chalk de Walk」です。諸事情によりちょっと間が空きましたが、第2回目は茨城県つくば市の「TRATTORIA E PIZZERIA AMICI(トラットリア エ ピッツェリア アミーチ)さん」にお邪魔しています。

※本記事は配信後記として、当日の模様を伝えるダイジェスト版です。

ピザじゃなくてピッツァ!?今日の作品はコレ

今日のつくばは夏真っ盛りでとにかく暑いです。とかなんとか言いながら歩いて行くと、青空とのコントラストが美しい白い壁が見えてきました。外にいると汗だくになりそうなので、早速店内に入ってみましょう!

予定時刻の15時半になったため、配信スタート!本日のゲストはシェフの太田裕二さん、チョークアーティストのRIKA先生、進行役としてCHIKAさんも一緒です。

「チャオー!」と元気にご登場の太田さん。紹介ボードには「気さくで陽気・ナポリの伝道師」と書かれていますが、配信中はシェフと呼ばせていただきます。

CHIKA:アミーチというとピザがおいしいとみんなよく言うんですよね。私もよく食べに来るんですけど。
RIKA先生:最近よく食べているよね(笑)
太田シェフ:(ピザじゃなくて)ピッツァで♪

説明によるとピザはアメリカから入ってきたもの、イタリアではピッツァとのこと。ピッツェリア=ピザ屋さんです。

CHIKA:ピッツア!?
RIKA先生:ピッッヅァ!?

しばらくピッツァの発音練習が続きましたが、話を先に進めて今日のチョークアートが登場です。ジャジャーン!

太田シェフ:えーすごい!ボク?

ピザ改めピッツァの中に描かれたシェフの似顔絵作品でした。さすがRIKA先生、太田シェフも驚く完璧な一枚。本当にそっくりですね。

太田シェフ:ありがとうございます。いい男に描いてもらって。マルゲリータですよね?

チョークアートに興味深々のシェフ。絵心がない、図工は最悪だったとおっしゃっていますが、今日は実際に体験していただきます。

サンマルツァーノでチョークアート初体験

と、ここでスタッフさんがご登場。「みなさん飲みながらで♪」とロゼワインを運んできてくださいました。一同、拍手!乾杯のあいさつ「サルーテ!」でグラスを合わせました。太田シェフの飲み方がなんかかっこいいです(←要チェック)。まったりとした助走が終わり、ようやく本番という感じで(笑)

一息ついたところでRIKA先生より道具の説明が入ります。ブラックボード、鉛筆、オイルパステルと。太田シェフよりも見慣れているはずのCHIKAさんの方がなぜか真剣な眼差しです。まずは下書きから。

太田シェフ:持ち方ってあるんですか?
RIKA先生:力を入れずに弱く描くんですね。薄く描く分には練り消しゴムで消せるので。

モチーフは丸いトマトの予定でしたが、大田シェフの提案でサンマルツァーノというイタリアントマトに変更です。で、ホンモノをよく知る太田シェフの下書きを見ながら、RIKA先生がマネするという逆転現象が起こりました(笑)

一応見本としてスマホをチェック。唐辛子やナスっぽい形ですね。

CHIKA:こちらで使っているトマトはサンマルツァーノなんですか?
太田シェフ:ええ、加熱用なんですよ。トマトソースを作ったりするのはサンマルツァーノです。

集中して描いている太田シェフに対し「なんかかわいいですよね(笑)」と2人から容赦ないツッコミが。下書きが終わったところで、オイルパステルで着色開始。さて、どんなサンマルツァーノが出来上がるのでしょうか?一方、お店の中ではスタッフさんたちがギャラリーとして見学中です。賑やかになってきました。

太田シェフ:(RIKA先生は)なんでこのチョークに出会ったんですか?

思わぬ逆質問にマジメに答えるRIKA先生ですが、今日の主役は太田シェフなので省略しましょう。ザックリまとめると銀座で出会ってオーストラリアでハマった、と。詳しくアーカイブでチェックまたはご本人に聞いてみてください。

体育教師を断念してローマ修行、イタリア料理の道へ

CHIKA:どうしてイタリアンをやるようになったんですか?
太田シェフ:学校の先生になろうと思っていて、体育の先生に。体育大学に行ったんですけど教育実習のあとに指導者としての才能がないなというのをわかってしまいまして。

かつて教師を目指していた太田シェフは教育実習の経験から、生徒と友達になってしまうと、たとえばタバコを吸っている生徒がいたとしても見逃してしまうタイプだったということを痛感してその道を断念。そのときたまたま知り合った方がレストランの経営者で、パスタの輸入などもしていてこの業界に入ったそうです。

とはいえこれまで運動一筋で包丁を握ったこともなかった太田シェフ。最初はレストランの仕事に対してかなり消極的だったとか。

包丁でできてしまったという傷跡を2人に見せてくれました。

太田シェフ:調理場で包丁の練習もしていましたが、ホールの仕事だったから、蝶ネクタイしてシャツ着てベスト着てやっていたんですけど、この包丁の傷がサービスするときに見えちゃうからアロンアルファで留めていて(笑)

そんな当時の仰天エピソードを振り返りながら、チョークの方も動かしていきます。

CHIKA:イタリアンに本格的に進もうと思ったきっかけは?
太田シェフ:イタリアに行くチャンスがあって、知人の誘いでローマに行きました。言葉もわからず包丁もほとんど握れないまま、レストランに入って修行しました。イタリア人だらけの中「チャオ!」しか言えないレベルだったので辞書を片手に調理場に入れてもらって。

ローマ修行は2年続き、課題だったイタリア語もどんどん覚えていったとのこと。

RIKA先生:シェフが一番好きなイタリア語ってなんですか?

ここで太田シェフのイタリア語講座がはじまりました。描きかけのサンマルツァーノの右上に記したその言葉は「BELLA」で、カワイイという意味だそうです。

チャオ!に続けてベッラ!というのは決まり文句というかワンセットなのだとか。イタリアに行ったら使ってみましょう。

「ピッツァが食べたい!」をイタリア語で言うと?

RIKA先生:ナポリ料理にしようと思ったきっかけは?
太田シェフ:ローマにいるときにスタッフがいろいろ連れて行ってくれて。ローマは薄いパリパリのピッツァですけど、ナポリに行ったらモチモチでこんなにおいしいんだと感動して。またナポリのパスタもおいしくて。ナポリのグラニャーノという村はパスタ発祥の地と言われていて、ナポリ人はそこのパスタが大好きで。歯ごたえとモッチリした感じと。これはナポリだと。ローマからナポリのイスキア島に移動しちゃいました(笑)

ピッツァの話に戻ろうとしたところ、太田シェフから思いがけない発言が……。

太田シェフ:(そのときは)僕はピッツァやっていないんですよ。明かすけど(笑)

ピッツァは日本に戻ってから教わったそうで、一枚ならともかく何枚も焼くという意味では若いスタッフさんたちの方が上手とのこと。ちなみにアミーチさんはナポリピッツァ協会の看板を持っていて、茨城では唯一のお墨付き。ナポリピッツァの詳しい話もしてくださいました。

CHIKA:ピッツァ食べたいですよね?
太田シェフ:食べたいですよね?僕、まかない食べてないからお腹空いているんですよ。

では、イタリア語で注文してみましょう!

「Voglio mangiare la pizza!」
※ピッツァが食べたいです!という意味。

数分後、待望のピッツァが登場しました。王道のマルゲリータですが、RIKA先生とCHIKAさんはピッツァよりイケメンのスタッフさんに食いついています(笑)

しばらくモグモグタイムをお楽しみください。

太田シェフ:ナポリにはコンビニくらいピッツェリアがいっぱいあるんですけど、みんなそれぞれ好きな店があって。生地が軽いとか重いとか、トマトソースが酸っぱいとか甘いとかいろいろあって、ラーメン屋さんの感覚で今日はここ行こうかという感じで。

太田シェフが一番好きなのはトマト、アンチョビ、薄いニンニクのスライス、オレガノが乗っている「マリナーラ」というピッツァ。チーズがないので生地のおいしさがよくわかるそうです。もちろんアミーチさんでも食べられますよ。

RIKA先生、チョークを置いてピッツァに夢中です。

アミーチという店名に込められた想い

ここでスタッフさんとの付き合い方の話に。

太田シェフ:オープンして12年で、ずっと一緒に働いているスタッフもいます。実際にはそれより長くて17年、東京にいるときからお店やるときは手伝ってほしいとずっと言っていて。毎日一緒にいるので飽きさせないようにゆっくり引き出しを開けながら、12年引っ張るみたいな(笑)

CHIKA:ここはお店の雰囲気もいいですし、スタッフさんの対応もいいですよね。
太田シェフ:僕だけの力じゃ絶対無理ですよ、(2号店も合わせて)15人いるので。みんなのバランスもいいですし。あと圧倒的に僕だけが怒るんですよ。怒るというかこういう風にしてくれと僕が言います。それを若い子に言うと怖いですよね?だから中堅のスタッフがやわらかく伝えてくれて、上手く保っているんだと思いますよ。

話は変わって太田シェフの趣味について。夏はサーフィン、冬は狩猟をやっているとのこと。狩猟しているのは主にハト、カモ、キジ、イノシシで、獲れたて新鮮食材として、お店でも提供しているそうです。獲ったイノシシの写真をカメラに近づけながら見せてくれました。とってもワイルドです。

CHIKA:(ご出身の伊豆から)どうしてつくばに来たんですか?
太田シェフ:つくばで建設会社の社長をやっている幼馴染みがいて。婿に入ったばかりの彼もコックになりたての僕もよくわからないまま過ごしていたんですけど、途中から「俺が店をつくるからそこでシェフをやろうよ」という夢物語があって。それが12年後くらいにこういう風になったと。場所はどこでもよかったんですよ、彼と一緒にやれるなら。

そんな経緯もあって、お店の名前をアミーチ(友達)としたそうです。

CHIKA:最後にみなさんに伝えたいメッセージはありますか?
太田シェフ:毎日食べても飽きない料理を作っているので、毎日食べに来てください!

チャオ!のあいさつをもって配信終了。みなさん、お疲れさまでした。

見逃した方はこちらでご視聴いただけます。テキスト以上にイタリア料理の話題が満載、観れば必ずピッツァが食べたくなりますよ!

https://www.facebook.com/tsukuban/videos/1824804577598681/

次回もお楽しみに♪

TRATTORIA E PIZZERIA AMICI(トラットリア エ ピッツェリア アミーチ)
茨城県つくば市手代木286-1
TEL:029-852-5885
営業時間:11:00~14:30(L.O.14:00)、18:00~23:00(L.O.22:00)
※年中無休

URL: http://www.napoli-amici.jp/

<Chalk de Walk スタッフ紹介>
制作:第二映像企画
企画:塙千佳子(デザイン咲)
美術:菊地理香(RIKAチョークアート工房)
記事:工藤由行(ランアットワークス)

工藤 由行

工藤 由行

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こだわらないことがこだわりのライター&コンテンツエディター&TSUKURI-BACO編集担当。札幌市出身、仙台市経由、筑波サーキットに流れ着いてから20年以上。バイクレーサー→システムエンジニア→ピン芸人→タロット占い師→今ココ。ピン芸人時代と占い師時代に養われた、間とリズムのつくり方、言葉の引き出し術が今の仕事に役立っている。現在はコンテンツ制作とECコンサルがメイン。平面的な構成は得意だが、空間が苦手というか意味がわからないレベル。ソウル国際マラソン、シンガポール国際マラソン完走。おいしいレタスチャーハンの研究とゴルフでわざと遠回りすることで余暇を埋めつつ、新しい趣味を探査中。

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